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宇宙実験を提供するナノラックス社、VCより2億5000万円の資金調達を実施

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Image credit: NanoRacks

国際宇宙ステーションでの宇宙実験を提供するナノラックス社は、ベルギーのベンチャーキャピタルE-mergeを中心に2億5000万円($2.6M)の資金調達を実施したと発表した。

同社は従来、国が行なっていた宇宙実験をより広いユーザーに利用してもらうため、NASAの肝いりで設立された宇宙実験のプラットフォームを提供するベンチャーである。

国際宇宙ステーションの実験スペースを一部借り、そこにラックを詰めて、実験用スペースを切り売りしている。

Image credit: forum.nasaspaceflight.com

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今回がシリーズAとなるナノラックスへの投資に対し、E-mergeの共同創業者ローレン・ドリオン氏は以下のように述べている。

「我々はナノラックスがISSと宇宙空間の利用において新時代を拓きつつあると確信している。

宇宙ステーションからの小型人工衛星放出のような独自技術を保有し、

全てのユーザーが低コストで宇宙実験を実施できるシステムを提供するナノラックス。

NASAやヴァージン・ギャラクティック、プラネタリーリソーシズ、ナノサティスファイ等がこぞってナノラックスを利用していることは当然のことだ。」

 

ナノラックスCEOのジェフリー・マンバー氏はE-mergeからの出資を歓迎した上で、以下のように述べている。

我々は、新しい数十億ドルの市場を拓こうとしている。今回の資金調達により、いくつかの新しい計画を前に進めることができる。」

 

今回の資金調達の用途は、主に国際宇宙ステーション外部に設置する新しい実験用プラットフォームの開発である

同社はこのプラットフォームを用いた宇宙空間でのセンサーや電子回路、人工衛星の動作試験サービスなどを予定している。

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