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月面探査を目指すハクト、5000万円の中間賞にノミネート!

Image credit : Hakuto

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2014年2月19日(太平洋標準時)、純民間による月面探査賞金レースGoogle Lunar X-Prize(以下GLXP)に日本から唯一出場しているハクトは、モビリティサブシステム(ローバーの走行技術)部門において、書類選考を通過し、賞金獲得のノミネートチームの1つに選ばれたことがX-PRIZE財団より公表された。

 

X-PRIZE財団は、昨年11月、順調に開発を進める各国チームを経済的に支援し、更なる投資や認知を上げることができるような機会を作るため、総額およそ6億円の中間賞を新たに設置した。

(参照[GLXP]月面探査賞金レース、新たに計6億円の中間賞を設置)

 

今回、中間賞に最終ノミネートされたチームは、アストロボティック(US)、ムーン・エクスプレス(US)、ハクト(Japan)、パートタイム・サイエンティスト(Germany)、チーム・インダス(India) の計5チームで、以下、各チーム獲得した中間賞の詳細を示す。

 

画像処理技術部門(2500万円):アストロロボティック(US)、ムーン・エクスプレス(US)、パートタイム・サイエンティスト(Germany)、チーム・インダス(India)

ローバー技術部門(5000万円):アストロボティック(US)、ムーン・エクスプレス(US)、ハクト(Japan)、パートタイム・サイエンティスト(Germany)

ランダー技術部門(1億円):アストロボティック(US)、ムーン・エクスプレス(US)、チーム・インダス(India)

 

これらのノミネートチームは、2014年の9月末までに応募書類で示した開発計画を実現することができた場合に限り、中間賞を獲得することができる。

 

GLXPの審査員長であるデイヴィッド・スワンソン氏は以下のように述べた。

「我々に提示された全ての戦略は、想像的であり、先を見通す大志を抱いていたため、可能性のある限られた少数のチームのみを厳選するのに容易くはなかった。

また各国政府は、これらの月面調査に対して行う資金提供の財政的な制約が強くなってきているので、中間賞を獲得したチームの技術達成をこれまで以上に認知し、後押しする必要があるだろう。」

 

ハクトはこれまで開発を進めてきた4輪型のローバーと対向2輪型のローバーを組み合わせることによって新モデルである「デュアルローバー」の開発に取り掛かっている。

 

中間賞ノミネートにあたり、ハクトのチームリーダーである袴田氏は以下のようなコメントをしている。

中間賞ノミネートにより、ハクトが示す開発計画や技術力が世界的にもトップレベルである事が証明されました。中間賞を確実に獲得し、賞金の5000万円を獲得すると共に、ハクトが月面探査を実行できる十分な能力を持っている事を証明し、さらなるスポンサーや投資を喚起し、資金調達も順調に進むことを期待しています。」

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