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NASA、民間企業によるISSへの物資補給計画を2017年まで延長

Image credit : NASA

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NASAは、オービタル・サイエンシズ社(以下、OS社)とスペースXの2社により行われている国際宇宙ステーションへの物資補給ミッションを2017年まで延長することを発表した。これを受けて、NASAが追加のミッションを要求するのか、すでに契約済みの計画に対して時間的な猶予を与えるのかは明らかになっていない。

 

2008年時点での契約では、OS社とスペースXはそれぞれ総額19億ドル、16億ドルの契約で20トン分の物資補給を行う予定であり、すでにOS社は8回中1回、スペースXは12回中2回の補給に成功している。スペースXによる3度目の補給船打ち上げは今月14日に予定されている。

 

NASAはさらに、2017年から2024年までの物資補給ミッションの契約締結を準備中とのことである。年に4回から5回の打ち上げを行い、計画の予算は10億ドルから14億ドルの間と想定している。

 

新規契約に際し、OS社とスペースXの競合となる新規参入をNASAは歓迎している。今回のミッション延長の発表は、そうした新規参入を狙う企業に対し技術開発の時間とミッションを遂行する能力を証明する機会を与えることになる。物資補給への段階的なデモンストレーションミッションはかつてOS社とスペースXが辿ってきた道のりである。計画を遂行できる技術的な能力を証明できれば、NASAは2016年と2017年のミッションか、2017年以降の第2期計画において打ち上げを要請する用意ができているとのことである。

 

新規参入を目指す有力企業としては、有人宇宙船ドリームチェイサーを開発中のシエラ・ネヴァダ社や、ボーイング社が挙げられている。

 

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