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XCOR Aerospace、シリーズBで14.2億円の資金を調達

Image credit : XCOR Aerospace

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XCOR Aerospace社(以下,XCOR社)は、同社が開発しているサブオービタル機のLynxによる商業宇宙飛行の実現に向けて、シリーズBの資金調達を行い、アメリカの外国投資委員会により認可されたことを発表した。

資金調達の総額は14.2万ドル(14億2千万円)。

 

シリーズBはオランダに拠点を置くSpace Expedition Corporation(以下,SXC)が主導し、今回の資金調達により、同社のマイケル・モル氏とマーク・フーゲンドーン氏が新たにXCOR社の取締役として加わることとなった。

この投資ラウンドでは、取締役の一人であるエッシャー・ダイソン氏、MLBシカゴ・カブスの共同オーナーを務めるピート・リケッツ氏を始め、シリコンバレーに拠点を置く起業家や投資家などからも資金を調達した。シリーズBの資金調達は引き続き継続しており、2回目のクロージングが夏明けに予定されている。

 

SXCのマイケル・モル氏は、”今回のXCOR社への投資によって、私たちは戦略的パートナーと共に団結し、最初の商業宇宙飛行に向けて、次のステップへと進む。私は,革新的で新しい未来を創り出そうとするこのすばらしいチームの一員となれることを誇りに思う。”と述べた。

 

マーク・フーゲンドーン氏は”XCOR社に対する投資は高い能力を有するエンジニアリングチームと革新的な技術への投資を超えた意味を持つものである。何よりも、持続的かつ定期的な宇宙へのアクセスの新時代を開き、人類に対して強いインパクトをもたらすという、私たちが強く信じている長期的なビジョンに対する投資である。“と付け加えた。

 

XCOR社の創業者兼CEOのジェフ・グリーソン氏は,”シリーズBの最初のクロージングを迎えられることを嬉しく思う。そして、新たなボードメンバーとなるマイケルとマークの2人を歓迎する。今回の投資によって、我々は最初のフライトに向けた研究開発を加速させ、いくつかの最終的な開発作業を並行して進めることができるようになるだろう。”と述べている

 

“今回のシリーズBの投資は市場に対して、我が社が商業宇宙飛行に向けて前進し、ゴールに近づいていることを強く示すことになる”とXCOR社COOのアンドリュー・ネルソン氏。また、”シリーズBの投資はまだ継続しており、いくつかの潜在的なパートナーとの交渉を進めていく。”とも述べた。

 

今回のSXCのXCOR社への参画は支配権を伴わない形ではあるが、外国投資委員会による審査にあたっては、慎重に手続きを進めた。外国投資委員会はSXCにXCORの支配権が存在せず、”covered transaction”と呼ばれる子会社への信用供与であり外国資本による買収ではないことを確認した。

 

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