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レッドブル・ストラトス高度39000mの挑戦まとめ

Image credit: RedBull Stratos

 

日本時間10/15早朝、オーストリア人のフェリックス・バウムガートナー氏は、アメリカニューメキシコ州ローズウェル上空、高度39014mからジャンプし、合計4つの世界記録を樹立した。

 

①動力補助を使わずに音速を突破した人類初のフリーフォール

※最高速度は1342km(マッハ1.2)という驚異的な速度にまで達した。

 

②最高高度からのフリーフォール

※高度39014m

 

③最高高度の有人気球飛行

※最高高度は39044m

 

④フリーフォールにおける最長垂直落下

※高度36529mまでパラシュートを使わずに自由落下

 

フェリックス氏は、実に合計4分19秒もの間、時には音速を超える猛スピードで空を落ち続けた。

 

今回の挑戦は一度延期されているがそのせいで、面白い偶然が起きた。

それは1947年、チャック・イェーガー氏が人類で初めて音速を越えた日がまさに65年前の同日だったのだ。(映画ライトスタッフのファンはこのことをよく知っているはずだ)

65年前、誰がフリーフォールで、強化服を着ただけの人間が音の壁を超えるなどと予想しただろうか。

 

 

ミッションハイライト 最速で雰囲気を感じたい方はこの動画がオススメ

ミッション全容 ライブの感動を感じたい方はこの動画

 

フェリックス氏の頭部に装着されたカメラからの映像。

自分もフリーフォールを疑似体験したい方はこちら。

 

最後の動画を見た方は是非注目して欲しいのが、だんだんと空気の濃度が上がっていき、空気抵抗のせいで体を安定できなくなるところ。

フェリックス氏は今回のプロジェクトを振り返って以下のコメントをしている。

「離陸は完璧でしたが、バイザーの動力に問題が発生したり、落下中に激しく回転したりと、非常に浮き沈みの激しい一日でした。回転し始めた際は2、3回転位はするかもしれないと思っていましたが、回転の速度がどんどん速くなっていき、一瞬気を失うかと思う程でした。態勢を元に戻す事に必死で、ソニックブームには全く気付きませんでした。想像していた以上に難しいプロジェクトでした」

もしも、パラシュートを開く地点でも体を安定させられていなかったら、そのまま地面に激突していただろう。

フェリックス氏がいかに命懸けだったかを思う。

 

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